オタク、断捨離をする:同人誌編
オタクである僕がモノの種類ごとに「どうやって断捨離したらいいか?」を書いていくシリーズです。
予め言っておくと、オタクに限らず、よほど切羽詰まった事情が無い限りは無理に断捨離する必要は無いと思います。オタクは皆コレクター(物欲の塊とも言う)だからなおさらです。無理に思い出の・お気に入りの品を手放して後悔するなんてことが無いようにしましょう。
なお僕自身はオタク辞めたわけではないので悪しからず。
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同人誌編
さて、初っ端から同人誌です。これを持っているかどうかがオタクかどうかを分けると言っても過言ではありません。オタク度最高レベルです。フィギュアなんてぬるいぬるい。(個人的見解です)
まず僕を例に挙げたいところですが、例によって減らす前の写真はありません。多いときは100サイズの段ボールが3箱くらいあったと思います。もしかしたらオタクとしては少ないのかもしれませんね。現在では30冊ほどにまで減らしました。
ちなみにえっちぃのとえっちくないのは半々くらいもしくはえっちぃのが多かったと記憶しています。(聞いてねえ)
手放す方法
これは「まんだらけ」や「らしんばん」等の『専門ショップでの買い取り』のほか無いでしょう。
まあ捨てるっていう手もあるっちゃありますが、専門ショップでは値段がつかない数冊(数十冊)にまとめて値段をつけてくれるので、買い取りに持って行った方が数十円はお得です。まあ数十円ですが。
しかも「捨てる」という罪悪感もありません。こういう作品をゴミにするのって結構罪悪感があるもので、ここは結構重要だったりします。
また近隣にショップが無いという場合は、通信買い取りを選ぶこともできます。しかし荷物の性質上けっこう重くなるので、送料が嵩むのが痛いところです。僕が以前利用したときは、送料と買い取り金額でほぼトントンになってしまいました。
急ぎでなければ、何かのついでに少しずつ売りに行くっていう感じが良いと思います。少しずつでも0より0.1減らしていけば、確実に減っていくのです。
踏ん切り・決心
「手放そうかなぁ、どうしようかなぁ」(稲川風)という葛藤をどう振り切って捨てると決心するか、もしくはどこに妥協点を見つけるということです。ここもまた重要です。
最後にいつ読んだか
これは断捨離の本でよく言われることですが、「◯ヶ月読まなかったら捨てる」という基準です。予め期日を決めてそこまでに決めるというのも良いでしょう。
ただこの方法だと、そのモノの価値を見落とす可能性があります。
オタクとはコレクターです。「持っていることに意味がある(保存用という概念)」場合もあるので、この方法はオタクにとっては有効性は低くなるでしょう。最初に書いた通り、無理に手放す必要は無いからです。
読んでみて、吟味
普通に読み返して判断する方法です。
というのも好きなジャンル・作品(性癖もね☆)はコロコロ変わるからです。「片付けの最中に漫画読んじゃう」は大掃除タブーのひとつですが、ここは一回読んでみて、本当に要るものかどうかを吟味しましょう。
今回は大掃除ではないし、同人誌なので薄いから読むのに時間も(そんなに)かからないので、読んじゃうことはここでは必要になってきます。
スキャニング(自炊)はスマホアプリがおすすめ
一時期は「自炊」などといわれて違法アップロードが流行ったスキャニングですが、これは自分でスキャンしたものを自分だけで楽しむ分には違法には当たりません。データ化すれば収納スペース的にも助かりますよね。
幸い(?)同人誌は薄いので、背表紙の接着部分をカットしてバラバラにし、1ページずつスキャンしてもそんなに手間にはならないかと思います。(たくさんやるとなると根気が要りますが。)
ただし一般的な家庭のプリンターに付いているスキャン機能だと「推して知るべし」な画質です。だからといって「自炊 スキャナー おすすめ」とかでググって高級スキャナを探すと、そのお値段にびっくりします。
そういった場合は、スマホのスキャニングアプリがおすすめです。最近は無料のアプリでも結構キレイにスキャンできますからね。一枚一枚スキャンしていくのは手間ですが。そんなに調べたわけではないのですが、僕は画像ファイルで保存できるということで、Google提供の『フォトスキャン』を使っています。
画像ファイルで保存できれば、後でpdfにまとめることができますからね。画像をpdf化するのは、windowsであればフリーソフトがいろいろありますし、アップロード変換のサイトもあります。
ちなみに、接着部分のカットにはこういうでかめのロールカッターがおすすめ。
他にはカッターマットとかステンレス定規とか用意するものも地味にありますね。
あとバラしたのはスキャン後には結局捨てることになるので、若干罪悪感は残ります・・・
こんなところでしょうか。
厳選してお気に入りだけ残すのも良し、全部さっぱり手放してしまうのも良しということで、最終的にその人の理想の形になれば良いと思います。