僕の財布遍歴(2018年3月現在)
僕はミニマリスト寄りを目指し始めてから、手ぶらスタイルの確立とポケット内部の更なる快適性のため、財布の試行錯誤を繰り返してきました。
▼ちなみに持ち物に関する過去記事はこちら▼
今現在の結論としては「まだまだ現金社会である日本では、使用快適性を伴った理想形は無い」と半ば諦めてしまっていますが、そんな僕がいままで試してきた財布を、長所とイマイチだったところを織り交ぜて書いていきたいと思います。
Belloy カードスリーブ
Bellroy Card Sleeve Blue Steel
これはどこかのブログで発見、後にLoftで見かけ、PVのスタイリッシュさとそのギミックに惹かれ、購入したものでした。(購入したのはAmazonでしたが)
まず見た目はかっこいいですし(フクロウのマークがオシャレ)、結構な量のカードが入るのにもかかわらず、ある程度の薄さは保っていました。サイズ的には名刺も入ります。またよく使うカード用に、外ポケットが二つ付いているというのも配慮された点ですね。
しかし気になった点がまず、紙幣の三つ折りが思ったより面倒という点です。
最初のうちは二つ折り財布と併用して、仕舞ってある紙幣は非常用ということで使用していたのですが、ちょっとこれ一本でいってみようかな?と思い立ち、メインに据えてみました。
僕も使用にあたり、例えば「千円札の場合は野口さんの右目に合わせて…」など、どこを基準にすれば丁度三つ折りができるのか?というのは事前に検証しておきました。
しかしいざ会計になると、
「そんな時間はない!」
そうなると財布としての機能は果たせないことがわかり、またカードも断捨離中だったためそんなに大きな収納スペースも要らず、パスケースとしての使用もなくなり、引き出しで眠ることになりました。
またもう一点、これは気にするほどではなかったのですが、プルタブがある側の外ポケットは、カードを出すときにプルタブにちょっと引っかかります。
ふと見たときに、プルタブがちょっと浮いているな?と思ったのですが、よくよく検証してみると、そちら側の外ポケットにカードを仕舞うと、ちょうどプルタブに引っかかる位置に来るということでした。
バタフライウォレット
こちらは、高城剛氏の「LIFEPACKING」に載っていたものです。
素材は薄いナイロン生地。留め具の類は無く、ただ三つ折りにしてポケットに突っ込むだけです。
特長は何と言ってもその軽さと薄さ。素材も相まって、ポケット内の快適性は抜群です。
また夏場でも、革財布よりは快適性を保っていられます。防水仕様ですので、中のお札が汗でフニャフニャ、ということもありません。
では、そんな財布で気になったポイントなのですが、まず、滑り止めも無いのでカード類がすっぽ抜けることがあるということです。
場面としては、「ポケットから取り出して、うっかり向きを間違えたとき」「財布を出しながら小銭入れを探してガサゴソして、うっかり下にむけたとき」など、誤射案件がたまにあります。
結構滑りやすいですよ。試しに振ってみてください。みんな元気に飛び出します。
もう一つは、紙幣の三つ折り収納とこの財布の薄さ(生地)の相性です。
通常、手元に回ってくる紙幣を見ても、三つ折りの折り目は付いていることは少ないですよね。なので、薄いこの財布は紙幣の形状記憶力に負けてしまい、収納時はその反発力で広げられ、出すときは丸まった力でうまく伸ばせない、ということになってしまうのです。
ちなみに値段なのですが、Amazonだとなぜか激高ですが、下北沢のBozeman(ボーズマン)というお店だと定価で売っていますし、カラーバリエーションも豊富ですよ。お店自体はアウトドアギアもいろいろ揃えており、退屈しないお店です。
ちなみに僕はお店の回し者でも何でもない。
手作りのカード財布
今度はついに手作り財布にまで手を出し始めました。レザークラフトです。
正直手作りなので紹介するのもどうかなとは思うのですがいちおう。写真に撮ってみると雑さが際立ちますね。
今回は現金収納は諦め、免許と主要カードのみを入れられればいいかと思い、革2枚を縫い合わせただけの作りにしました。
数か月使った結果としては、革2枚ということで過去最薄なのですが、結局支払い等は財布で済ませているわけですから、わざわざここで分ける必要もないかな~ということで使わなくなってしまいました。
手作りの財布その2
しばらく普通の二つ折り財布に戻っていたのですが、また作ってしまいました。
これも手作りなので紹介す(略。
これについては実は、「m+(エムピウと読むそうです)のストラッチョ」というものをパkもとにしています。
写真で構造を見ていくうちに、「なかなかにシンプルだし、これくらいなら作れるんじゃないか?」と思えてきたからです。
そのまんまパクったわけではなく、使い勝手のレビューや実際使うことなどを考えて作ったので、個人的になかなかの出来になったかと自負しております。(見た目はともかく。)
改変部分としては、まず本家のカード収納部分が、フルオープンに(三つ折り財布を伸ばし切る)しないと出てこないというのが気になったので、フタ部分を開ければ直ぐにカードにアクセスできるようにしました。
またハトメをつけ、キーチェーンとして使用できるようにもしました。
ちょっと残念だったのは、生地の都合(足りなかった…)でカットしてしまった小銭入れ部分です。本家にはあるのですが、どうせならあったほうがよかったですね。
またフタ部分に札留めを付けたのですが、片方のカドにしかないので(だからステッチが片方だけで不格好なのです)、仕舞うときに「そこに札のカドを差し込む」というワンアクションが余計に必要になりました。でも全部つけるとしたら、薄い生地じゃないと全体的に厚く・丸くなってしまいそうです。
あとやっぱり三つ折り財布は紙幣が丸まって面倒。
RELIGHTのカードケース
これは以前の記事でも紹介した、現在使っているものです。
札を二つ折りにしてから仕舞う形状なのですが、コレが意外と面倒ではないのです。
通常の長財布や二つ折り財布は、札入れ部分を使うには、まず財布を”開く”という動作が要るかと思います。
しかしこれは形状的に札入れはむき出しであるため、貰った紙幣をレシートなども一緒に二つ折りにし、そのまま差し込むことができます。僕の場合は小銭はひとまずポケットへゴーなので、財布と一緒にポケットへぶち込みます。レジからの撤退時は非常にスピーディーですね。
またカード類も同様にむき出しなので、こちらもすぐに取り出せてスピーディーです。但、さすがに作りがチャチいので、仕舞うときにカードポケットにちょっと入り辛かったりします。
ちなみに紙幣を出すときはそのままでも良いのですが、事前に一枚一枚二つ折りにしておくと数えやすくて良いです。ちょっと面倒でしょうが、そんなに枚数が入る財布でもないので、日頃から財布の中身を整理するという意味合いも含めて少なくしておけば、そんなに手間にはならないかと思います。
そんな安くてポケットも多くて使いやすいむき出し財布ですが、気になるところもあります。(前の記事でもちょっと触れたのですが・・・)。
皆さん、紙幣をちょっと取り出してみてください。紙幣の短い辺がこの財布の短い辺とほとんど同じになるのですが、実はこの長さ、スマホ(5インチ)の幅より長いんです。
仕事の時は前ポケットにこの財布を入れているのですが、異物感が半端ないです。見た目も悪いです。試しに後ろポケットに入れてみても落ち着かないです。
しかしズボンにも相性がある用でして、ジーンズのときにはアラ不思議、後ろポケットに入れると存在を忘れるほどに快適でした。生地の固さの違いなんじゃないかなー?とは考えています。
さて、以上がおおまかな、僕の財布遍歴でした。
今までコロコロ変わってきたわけですが、今もちょっと欲しくなっちゃってる財布があるのです。それはまた別の記事で書いていきたいと思います。
それでは。