kindle端末についての比較とか要望とか(2018.4.16更新)
僕は漫画好きです。
漫画好きな僕は家が漫画で溢れないように(過去、溢れた)、amazon kindleやコミックレンタルを活用しています。
現在はタブレットをルート化してSDにkindleデータを入れているのですが、家で使う用として購入したタブレットであったためちょっと重く、持ち運び用としてのkindle端末が欲しくなってきました。
そこでちょっと調べて比較してみたので、書いてみたいと思います。
- 僕が欲しい端末の比較
- SDカードにデータ保存できるのは fireタブレットのみ
- 電子書籍端末としてだけなら、マンガモデル
- いろいろできる、持ち運びに適したサイズの fire 7。しかし・・・
- fire HD 8が今のところベストか?持ち運びには大きいけれど。
- コスパは分かった。でも・・・
- fire 7 の高解像度化、はよ!
僕が欲しい端末の比較
ここで一旦、kindle端末のスペック比較をしていきましょう。公式(Amazon)などで比較は出ていると思いますが、今一度。
機種 | 価格 | 解像度 | 容量 | 画面 | 本体サイズ | 重さ | その他 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
kindle paperwhite |
¥14,280 ¥13,280 |
300ppi | 4GB | 6inch | 169×117×9.1mm | 205g | ※wifiモデルのスペックです |
paperwhite マンガモデル |
¥16,280 ¥15,280 |
300ppi | 32GB | 6inch | 169×117×9.1mm | 205g | 漫画を約700冊収容可能 |
kindle fire 7 |
¥10,980 ¥7,980 |
171ppi | 16GB | 7inch | 192×115×9.6mm | 295g | SDは256GBまで使用可 |
kindle fire HD 8 |
¥11,980 ¥8,980 |
189ppi | 16GB | 8inch | 214×128×9.7mm | 369g | SD同上。スピーカーはDolby搭載 |
ちなみにあくまで「僕が欲しい端末」のみを挙げていますので、paperwhiteの3Gモデルとfire 7 の8GB、fire HD 8 の32GBは除外しました。悪しからず。
※価格修正しました。
SDカードにデータ保存できるのは fireタブレットのみ
fireタブレット以外のkindle端末は本体保存のみとなるようです。そのため僕のような漫画メインの使用となる場合は、容量の小さな通常版のpaperwhiteは除外となります。
電子書籍端末としてだけなら、マンガモデル
正直、電子書籍のみの使用となると、マンガモデルに軍配が上がる気がします。カラーが見られないというのは惜しいですが、持ち運びという点においてはfireタブレットより軽いですからね。
また32GBという容量なのですが、漫画およそ700冊入るそうです。どうなんでしょう。割と十分な気がしますね?
ディスプレイは6インチです。これのとらえ方は、見易さ・満足感と持ち運びし易さの二律背反ですね…。
いろいろできる、持ち運びに適したサイズの fire 7。しかし・・・
カラーという要素抜きで考えれば、マンガモデルで決定していたでしょう。
しかし表紙などのカラー部分がモノクロ化していると、ちょっと寂しいかもしれません。
そうなるとfire 7 かな?という気になってきます。
さらにYouTubeやAmazonのプライムビデオの視聴など、できることの幅も広がってきます。
しかし前掲の比較表でもわかるかと思うのですが、fire 7 は解像度が割と粗いんですよね。比較しても低いのがわかるかと思いますがコレ、ピクセル数に直すと、1024*600なんです。
いくらカラーでSDが使えてもこれではなぁ・・・と思い、踏みとどまった次第です。
解像度が粗いと目が疲れますからね・・・。
というかビデオを見る用途を追加した機種でこの解像度とは、製作側は何を考えていたのか(憤慨)。
※ちなみにppiという単位なのですが、一般的なピクセルを基にしたdpiと同じと考えて良いみたいです。この考えだと、僕が使っているlenovoのyoga tablet 2 を例に挙げると、1920*1200の8インチで283dpiということになるそうです。
fire HD 8が今のところベストか?持ち運びには大きいけれど。
というわけで、現在の段階ではfire 7 もイマイチ。
さて、今度は fire HD 8 に焦点を当てていきましょう。
解像度は189ppi(1280×800)ということで、8インチにしては若干粗いような気がしますが、まあ妥協点でしょうか?
スピーカーはDolby搭載です。持ち運び想定なのでスピーカーで聞くことはほとんどないかと思われますが、ちょっと満足感は高そうですね。
割と良さげな感じですが、8インチというサイズ感が持ち運びという用途でどう感じるか、といったところで不安はあります。
コスパは分かった。でも・・・
「持ち運び」「SDカードを使える」といったところで考えると、要望に合致してくるのは fire 7 ということになります。
話は逸れますが、fireタブレットがそもそも、電子書籍以外のこともいろいろできる端末、みたいなコンセプトですが、「高コスパ」という側面でも売り出している感じがありますね。
現在プライム会員(お試しでもOK)ならばpaperwhiteとマンガモデルは2,000円割引、fireタブレットだと4,000円割引を実施。正直タブレットが買える値段としては十分に満足なレベルです。
割引無くなっちゃったみたいですね…。その代わりに元値がちょっと値下がりしました。
でも、僕の言いたいことはこうなのです。
コスパがいい機種というのはわかった。ならば次は上位互換だ。わかるね? と。
通常、市場に出回っている商品であれば、高価なもの~廉価なものでラインを作るものです。(松竹梅で竹を選ぶ人が多く、それを見越して商品・価格帯を作るというのはよく聞く話です。)
正直、fireタブレットが他のタブレットの優位に立てるポイントは、kindleデータをノーマルのままSDカードに移行できるという点に尽きます。
この権利を一般公開するというのは期待できませんし(fireタブレットが売れなくなっちゃいますからね)、他のタブレットをわざわざルート化するというのは面倒です。
つまり独占市場にも似た状況となっているため、現在のfireタブレットのラインナップはサイズのみの違いであり、スペックも廉価なモノに相当します。この状況では上位機種を生み出す必要はない、と考えているからではないでしょうか。
fire 7 の高解像度化、はよ!
というわけで、kindle端末の購入は見送ろうかと思います。上記したとおり、fire 7 が上位互換機種を発表、もしくはアップデートし、高解像度ディスプレイになったのなら、すぐさま手に入れたいと思っているのですが。
実際、これを望んでいる人は結構いると思うんですよね。僕としては1.5倍の値段でも即買いです。2倍は迷ってから買います。
これからのAmazonさんの動向に期待しております。
それでは。