チープカシオ（使ったことあるやつ）レビュー
チープカシオというと、値段・見た目が愛称通りの「チープ」であるのに反し、品質については一切妥協していないというハイコスパ性、また製造開始当時からデザインが一切変わっていないということで根強いファンがいたり、その「ダサさ」が一周廻ってカッコいい・かわいいということで、ここ数年人気が出てきている時計です。
まあそんなことはとっくに周知の事実だと思うのでこの辺にしておくとしまして、僕は仕事の腕時計はチープカシオを使っています。今回は僕が使ったモデルを紹介していきたいと思います。
樹脂ベルトモデル（F-91W-1JF）
①購入のきっかけ
僕がコレを購入するきっかけとなったのは、同僚が着けているのを見てからでした。
社会人として最初のころはフツーの金属ベルトの時計を付けていた僕ですが、ワイシャツの袖に引っかかる感じとガチャガチャ鬱陶しいのが我慢できなくて、結局職場に着くと外して机に置きっぱなしになり、着けることをしなくなっていました。
そんなときにこの樹脂ベルトの時計をした同僚にたまたま合ったのですが、その時計の薄さにびっくり。さりげなくメーカーをチェックし、Amazonで検索してみたらその値段にまたびっくり。着け心地の軽さを重視していた僕は、もう迷うことなくポチッてしまいました。
②装着感
届いた箱を開けてみて、プラスチックのブリスターパッケージを見てまず思ったのが、圧倒的なホームセンター感でした。こんな感じのホームセンターで見た記憶ある・・・と。
さておきその装着感ですが、ホントに軽く、着けているのを忘れるほどでした。また、さほど重視していなかった曜日と日付の表示ですが、たまに曜日・日付が必要になることがあるので、わざわざスマホや手帳・カレンダーを見ることなく手元で確認できるというのはとても便利です。
③ダメポイント
照明がしょぼすぎることくらいでしょうか・・・。これはチープカシオ全体（僕が知っている範囲ですが）に言えることなのですが、正直あんまり見えませんし、使うだけ電池の無駄です(笑)
④別モデル
一口にチープカシオといっても、どうやら限定モデルとか手に入りにくいものがあるらしく、それらはチープらしからぬ値段で売られているそうです。
そういうのを抜きにして簡単に手に入るもう一つの樹脂ベルトモデルに、F-84W-1があります。
こちらのほうがF-91Wより薄いらしく、海外向けのF-91Wよりは、どちらかというと日本人向けに作られたモデルのようです。実は同僚がしていたのもこちらのモデルだったのでした。
⑤余談
どこかで聞いた話になるのですが、 F-91Wはアメリカ海兵隊学校の売店で売っている時計らしいです。なので学校出の人たちはコレを見ると懐かしがるのだとか。
またこれもどこかで読んだ話なのですが、あのテロリスト、ビンラディン氏が身に着けていた時計というのも、このF-91Wらしいです。
事例はともかく、それだけタフで実用性に特化しているということなのでしょうね。
金属ベルトモデル（A158WA-1JF）
①購入のきっかけ
さて、そんな感じで僕の相棒として活躍してくれるかに見えたF-91Wなのですが、突如別れが訪れます。なんと、その薄すぎるデザインが災いし、ベルトが切れてしまったのです(泣)
本当に「突如」でした。何の前触れもなく、突然逝ってしまったのです・・・。
それからしばらく腕時計レス状態で仕事していたのですが、やはり時間・曜日・日付が必要な時が多々ある。しかしまたベルトが切れて
②特徴、F-91Wとの違い
これはベルトは金属（ステンレス）なのですが、ベゼルはF-91Wと同じ樹脂製のようです。シルバーに色付けしてあるだけなので、よく見ると不自然にピカピカしています。
▲反射具合がベルトと違います。分かるでしょうか・・・。
また文字盤周辺はF-91Wと同じような配色なのですが、これは明らかにアンバランスです（※個人的な意見です）。ピカピカのシルバーボディに黒の文字盤、その中に青やら白やらで色々書いてあるので、80年代のアメリカンSF感がすごいです（※個人的な意見です）。
またベルトについては、長い方を内側に巻き込んで留める形式なので、F-91Wと比べると装着に手間取りはしますが、余りの部分が出ずに全体的にまとまります。
③ダメポイント
先ほど書いたように、個人的には色がちょっとなぁ・・・という感じです。ベゼル・ベルトも黒系にしてみたらバランスがとれるのではないかなぁと思っています。
あと久しぶりに金属時計をしたので忘れていたのですが、腕の毛を引っこ抜かれます。金属時計ってこんなに引っこ抜かれるもんだっけ？と思いました(痛)
まとめ
という感じで金属ベルトを現行で使用しているのですが、デザイン的には圧倒的に樹脂ベルトが好みです。
とはいえ頑丈さでは金属ベルトに軍配が上がると思うので、こうなったら壊れるまで使おうかと思います。
最後に、またまた余談になるのですが、チープカシオ系のAmazonレビューはなかなか物語性のあるものばかりなので、時間のある時にはちょっと読んでみると面白いですよ。
それでは～。
